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半導体パッケージを手がける「ハナマイクロン」

#韓国技あり企業 l 2019-01-07

週間経済フォーカス

© HANA Micron Inc

きょうご紹介した企業は、忠清南道(チュンチョンナムド)牙山(アサン)市にある企業で、半導体パッケージを手がける「ハナマイクロン」です。

「ハナマイクロン」は2001年に設立された半導体パッケージ専門会社です。半導体パッケージとは、半導体素子や集積回路を包み込んで周囲から防護し、外部と電力や電気信号の入出力を行うための接点、つまり端子や配線を提供する包装部材です。

「ハナマイクロン」は、2002年に品質マネジメントシステムとしてISO9001を取得し、2003年に組立・検査一括生産体制を整備し、「三星電子」や「SKハイニックス」などに製品を納入してきました。


© HANA Micron Inc

次世代技術といえるフレキシブル技術の開発にも取り組んでいます。頭や手首などにつけたり、Tシャツやパンツのように着るパソコン、巻物のように丸められるテレビ。こうしたウェアラブル機器を実現するためには、ディスプレイだけでなく、その中の部品も折り曲げられるものでなければなりません。これを可能にするのが、半導体のフレキシブル技術です。「ハナマイクロン」では、2012年に政府の科学技術部傘下の韓国機械研究院との共同開発により、半導体チップを薄くし、材料に柔軟性のある材料を使ったフレキシブル基板に実装することによって、折り曲げられる半導体を世界で最初に実現しました。

この技術は、開発当時、電波を使ってモノやヒトを自動的に識別するRFID技術や折り曲がるディスプレイ、ウェアラブルコンピュータなど幅広い分野に適用可能な技術として大きな注目を集めました。しかし、実用化は容易ではありませんでした。どんなに折り曲げても正常に機能する、つまり半導体の信頼性を確保するために数多くの実験を重ねた結果、2014年にようやく実用化にこぎつけました。

「ハナマイクロン」は、より多くの製品にフレキシブル技術を適用できるように、新技術の開発に取り組んでいます。


© HANA Micron Inc

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