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政府がまとめた「観光革新戦略」の中身や残された課題

#今週の経済の焦点 l 2019-04-08

週間経済フォーカス

© YONHAP News

2日に開かれた「拡大国家観光戦略会議」で、「観光産業革新戦略」がまとめられました。

2022年までに韓国を訪れる外国人観光客を2300万人に増やすとともに、今年の観光産業関連の雇用を58万人から96万人に増やすという構想です。そのため、まず政府は、中国、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどに対し、ビザ発給要件を緩和するとしています。また、観光客を地方に分散させるため、ソウルと済州(チェジュ)以外に世界的観光都市としての潜在力を持つ広域市1か所を「国際観光都市」として育成することを決めました。また、観光コンテンツの充実化に向けて、来年から大型K-POPフェスティバルを年2回開催するなど、韓流を積極的に活用するほか、非武装地帯を観光資源にしていくとしています。

世界経済フォーラムが2017年に発表した観光競争力ランキングで、韓国は19位となっています。情報通信技術、ショッピング、便利な交通などが高い評価を得た結果です。韓流や平和をテーマにした韓国旅行に対する関心も高まっています。一方で、おもてなしの質を高めていくことや、中身の充実した旅行商品の開発などが課題となっています。海外からの旅行者を誘致するための政府の努力も、他の国に比べるとまだまだ不十分です。さらに、韓国は、観光政策を統括する政府の機能が弱いことから、観光産業における新たなシステムづくりが必要だと、専門家は指摘しています。

韓国を訪れる外国人旅行者の数は、12年前は600万人でしたが、去年は、1500万人に増えています。韓国の観光には、底力があります。韓国の観光産業の光と影を分析し、量と質、両面におけるさらなる成長に向けたきめ細かな対策を講じていくことが課題となっています。

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