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新型コロナウイルスの感染拡大が経済に与える影響や求められる対策

#今週の経済の焦点 l 2020-02-03

週間経済フォーカス

© YONHAP News

中国から感染が広がっている新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関は現地時間の30日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

貿易や移動の制限は勧告していませんが、輸出のおよそ25%、外国人観光客のおよそ34%を中国に依存している韓国経済が痛手を被るのは避けらない見通しです。

韓国では、すでに実態経済への影響が現れています。韓国の主な旅行会社は先週、中国旅行の予約を全てキャンセルしました。鉄道会社やホテルなどの予約の取り消しも相次いでいます。韓国をはじめ、世界の主な航空会社も、中国への運航を中断しており、業績不振が心配されています。

新型コロナウイルスの拡散のスピードが今より速くなれば、2003年に感染が拡大したSARS=重症急性呼吸器症候群や、2012年以降に流行が続いたMERS=中東呼吸器症候群のときよりも韓国経済に及ぼす影響は大きいものとみられます。

韓国政府は、ことしの経済成長率の目標として2.4%を掲げていますが、韓国の輸出において25%を占める中国の経済が動揺すると、目標を下方修正せざるを得なくなります。また、政府が打ち出した「外国人観光客2000万人誘致」も達成が難しくなります。中国は先月27日から、海外への団体旅行を禁止しています。韓国政府は、対策作りに乗り出しました。

金融市場を安定させるとともに、実体経済への波及を食い止める対策を積極的に講じていくことが、政府の課題となっています。

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