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韓米国防相、韓国戦争70年共同声明発表

2020-06-27

ニュース

ⓒYONHAP News

鄭景斗国防部長官とエスパー国防長官は、韓国戦争の勃発から25日で70年になるのに合わせて共同声明を発表し、両国は韓半島の平和を守るという確固たる意志を堅持していると強調しました。

共同声明では、韓国戦争について、両国の同盟関係が血盟関係に発展する重要な契機になったと指摘し、両国は韓半島の恒久的な平和と繁栄を保障するために連合防衛態勢を維持していくと訴えました。

また、情報の共有、高官級の政策協議、合同演習などを通じて域内の平和と安定を持続的に増進するために努力していくとしたうえで、国連安保理の決議に基づいて北韓の完全な非核化を実現するための外交努力を継続すると強調しました。

そのうえで、 2018年6月にシンガポールで開催された米朝首脳会談での共同宣言や2018年9月に当時の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と北韓の努光鉄(ノ・グァンチョル)人民武力相が署名した南北軍事合意の約束を順守するよう、北韓に対して求めました。

韓国国防部の関係者によりますと、鄭景斗国防部長官とアメリカのエスパー国防長官は韓国を防衛するための連合防衛態勢の維持を再確認したほか、韓米日3カ国を含む多国間の安保協力を通じて東アジアの平和と安定を維持するための方策を模索していくことでも合意したということです。

ソウル空港にはこの日、韓国戦争で戦死した韓国軍兵士の遺骨147柱がアメリカから到着、戦死者の犠牲を記憶するための行事が開催されました。

1950年6月25日、武力統一を目指す北韓は中国やソ連の支援を受けて事実上の国境だった北緯38度線を越えて南に侵入しました。

ことしで韓国戦争勃発からちょうど70年となりますが、韓国戦争は70年が経った今も終わっていません。

1953年7月27日に国連軍と中朝連合軍が休戦協定に署名し、戦闘は一段落しましたが、終戦ではなく休戦協定であることから、韓半島は少なくとも名目上は現在も戦時中で、軍事境界線を挟んで南北の軍が対峙しています。

2002年の第2延坪海戦、2010年に起きた韓国海軍哨戒艦沈没事件と延坪島砲撃事件などからも分かるように、北韓による軍事挑発は今も続いています。

一方で北韓は秘密裏に核兵器や弾道ミサイルの開発を続け、2017年には一触即発の危機にまで緊張が高まりました。

北韓は最近、韓国との関係を敵対関係と位置づけ、協力の象徴だった南北共同連絡事務所を爆破し、軍事行動を示唆するなど、強硬姿勢に転換しています。

こうした時期に韓米国防部長官が共同声明を発表したのは、両国の同盟関係に基づく連合防衛態勢を誇示するとともに、強硬姿勢を維持している北韓への警告の意味があったとみられます。

金正恩国務委員長はこのほど、韓国への軍事行動計画を保留するとの考えを表明しましたが、依然として緊張は続いていて、韓国軍は警戒を強化しています。

対話を続けるのか、それとも緊張を高め、過去の対決の時代に戻るのか、北韓は岐路に立っています。

緊張を高め、対決の時代に戻るのは、自らの没落を自ら催促することに他なりません。

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