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顔認証技術で注目されている「CVT」

#韓国技あり企業 l 2020-07-20

週間経済フォーカス

ⓒ CVT

今日ご紹介した企業は、ソウル市瑞草(ソチョ)区にあるIT企業、「CVT=クリエイティブ・バリュー・テクノロジー」です。「CVT」は顔認証技術で他社に先行しています。

「CVT」は2015年に設立され、設立初年度に次世代の顔認証システムを開発しました。

登録した顔のデータと、抽出した顔のデータを照合し、本人かどうかを高精度で識別する顔認証は、瞳(ひとみ)の虹彩や静脈、指紋による生体認証よりも迅速で、指をかざすなどの操作が不要なため、利便性に優れています。

特に、「CVT」の製品の強みは、速いスピードです。一般的に、顔認証には1秒ほどかかり、早くても0.5〜0.6秒はかかりますが、「CVT」の製品はわずか0.2秒で識別できます。カメラで撮影した顔の画像データをパソコンに転送してデータと照合するのではなく、カメラそのものに認証機能があるからです。そのため、ネットワークが不安定な環境、例えば地震や火災など災害が発生したときも正常に動作します。「CVT」の顔認証システムは、赤外線光学技術やディープラーニング技術を採用し、高い精度と安全性、迅速性を実現しています。


ⓒ CVT

「CVT」は、「KTテレコップ」や「サムスン」など国内の大手企業から注目され、様々な共同作業を行ってきました。去年は、日本の「パナソニック」と契約を締結する成果をあげました。

「CVT」は、東南アジア市場への進出にも本腰を入れる考えです。同時に、技術の普及にも力を入れています。「CVT」は、また、一度に複数の人の顔を同時に認識することができるスマートホーム入退室管理システムを開発中で、中堅建設会社の「ホバン建設」が建築するマンションやホテルに新技術にもとづくシステムを設置する予定です。

2002年に公開されたアメリカのSF映画『マイノリティ・リポート』は、2054年のアメリカを舞台としていますが、そこでは、身分証明書の代わりに顔認証による身元確認が一般化している社会が描かれています。未来への想像力を現実のものとして具体的な形に変える「CVT」。顔認証技術がさらに普及した先にどんな世の中が待っているのか楽しみです。

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