セウォル号惨事から10年、記憶と記録
2024-04-19
きょうのセリフ
ユン・ギュジュン(윤규진): 계약 기간은 이 집이 팔리는 그 순간까지.
이의 없으시죠, 송나희 씨?
(契約期間は家が売れるまで。異議はないな?)
ソン・ナヒ(송나희): 네, 이의 없습니다.
(はい、ありません)
ユン・ギュジュン(윤규진): 그럼.
(それでは)
그러면 앞으로 잘 부탁드립니다. 하우스메이트님.
(よろしく。同居人)
ソン・ナヒ(송나희): 저야말로.
(チョヤ マルロ)
(こちらこそ)
説明
저---[代名詞] 私、僕
~야말로---[文型] ~こそ
このフレーズは、「私(僕)」という意味の韓国語“저”に、「~こそ」という意味の文型“~야말로”が付いた形で、「私(僕)こそ」または「こちらこそ」という意味です。文型“~야말로”の前に来る単語を変えれば、いろいろな意味で使うことができます。例えば、「お母さん」という意味の“어머니”を前に持ってきて、“어머니야말로(お母さんこそ)”、「お兄さん」という意味の“오빠”を前に持ってきて“오빠야말로”といったように活用できます。今例に出した“어머니”や“오빠”、今日の一言で使われている“저”はすべてパッチムがない単語ですが、パッチムがある単語を使う時には文型の形が少し変わり、“이”という音が付いて“~이야말로”となります。例えば、“선생님(先生)”という単語を使った場合は、“선생님이야말로(先生こそ)”となり、「ソンセムニミヤマルロ」と発音します。これは「連音化」と呼ばれる現象で、簡単に言うと「発音がつながる」ことです。今回のようにパッチムのある単語のあとに母音の音が来た時に起こります。韓国語の発音ではよくあることで、文字と発音が違うという時には連音化を疑ってみてください。今回は、“저야말로”というフレーズと一緒に、連音化という発音の現象についてもご紹介してみました。
使い方
① 同僚に感謝されてこの一言 → 저야말로(私こそ)
② 先輩に謝られてこの一言 → 저야말로(こちらこそ)
2024-04-19
2024-04-17
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