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第709話 有名ブランドのファッションショーが相次いでソウルで開催

2023-05-23

玄海灘に立つ虹

ⓒ YONHAP News

イタリアのファッションブランド「グッチ」が、5月16日、ソウルでファッションショーを行いました。ファッションショーが行われたのは、ソウル中心部にある王宮「景福宮」の正殿、「勤政殿」前の広場です。勤政殿は朝鮮王朝時代、国の儀式や、外国の使臣を迎える行事が行われた建物で、韓国の国宝に指定されています。勤政殿周辺でファッションショーが行われたのは初めてのことです。グッチはこれまでもロンドンのウェストミンスター寺院、ローマのカピトリーノ美術館など、各国を代表する場所でファッションショーを行ってきました。


今回、景福宮でショーを行うに当たり、グッチ側は、去年から申請書を提出していたということです。景福宮を選んだ理由について、ファッションショーで挨拶に立ったグッチのマルコ・ビッザーリ会長兼CEOは「グッチは世界中の歴史と芸術的価値を持つ文化遺産に対する敬意と敬拝を示してきたブランドであり、景福宮は過去を記念し未来のインスピレーションを受けることができるところ」だと述べています。ソウルでは先月もルイ・ヴィトンがファッションショーを開催しています。このショーは、ソウルの中心部を流れる川、漢江にかかる盤浦(パンポ)大橋の下の潜水橋をランウェイにしたことで話題となりました。


このように有名ブランドのファッションショーがソウルで相次いで開催されている理由について、ソウル市の担当者は、「Kコンテンツで人気が高まるソウルのイメージをブランド側が活用している」と分析しています。このことは、KPOPのスターたちがそうしたブランドのブランドアンバサダーを務めていることからも分かります。たとえばグッチの場合は、EXOのカイ、IU、女優のシン・ミナ、NewJeans(ニュージーンズ)のハニをブランドアンバサダーに起用しています。特にNewJeansの場合はメンバー全員が、ルイ・ヴィトン、ディオール、シャネルなどのブランドのアンバサダーになっています。これは、KPOPスターが、世界のファッションピープルに及ぼす影響がかつてないほど高くなっているからだと分析されています。アメリカCNNは、KPOPスターのアンバサダー起用について、「韓国だけでなく中国や東南アジア市場を攻略するため」だと分析しています。アメリカとヨーロッパでの有名ブランドの成長が鈍化していることから、アジアの消費者をターゲットにしているというのです。


実際、韓国で3大有名ブランドと呼ばれている「エ・ル・シャ(エルメス、ルイ・ヴィトン、シャネル)」はいずれも去年、韓国で二ケタ台の売り上げ増加率を記録し、売り上げは3社合わせて4兆ウォン近くにのぼります。このうち最も売り上げが多いのはルイ・ヴィトンで、去年の売り上げは1兆6923億ウォン、前の年より15.3%増加しています。有名ブランド全体の市場規模は世界7位に達しているということですが、これらブランドの国民一人当たりの消費額は世界最高水準です。世界的な金融グループ、アメリカのモルガン・スタンレーが分析したところによりますと、去年、韓国で一人当たりの有名ブランドの消費額は325ドル(約42万ウォン)で、アメリカ(280ドル)、中国(55ドル)よりはるかに多くなっています。このように一人当たりの消費額が多いことも、高級ブランドで韓国と韓国の消費者の影響力の増加につながっているのではないかとみられています。

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