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90年代を代表する女性フォーク歌手、チャン・ピルスンが8日、5年ぶりのニューアルバム『soony eight - ソギル花』をリリースします。

今作は、2015年春から昨年冬まで“ソギル”シリーズとして配信リリースしてきた10曲に、新曲を加えた全12曲が収録されています。

リードトラック「クリム（絵）」は、チャン・ピルスンの音楽仲間で、昨年秋に亡くなった作曲家兼歌手のチョ・ドンジンを思い起こさせる曲です。歌詞はチョ・ドンジンの妹で歌手のチョ・ドンヒが書きました。

所属事務所は「過ぎた季節、時間を昨日のことのように振り返るこのアルバムは、失うものが多くなり、無くすということに慣れざるを得なかった人々の心の慰めになると思います」とコメントしました。

　

また、チャン・ピルスンは自ら撮影した写真と文章を載せた小冊子も発行します。この小冊子には済州島での生活やチョ・ドンジンへの想いが綴られています。

チャン・ピルスンは1982年から音楽活動をスタート、1989年にソロデビューしました。2005年からは済州島のソギル地区に暮らしながら音楽活動を行ってきました。

なお、チャン・ピルスンはアルバム発売を記念して、18日に釜山・OZホール、25、26両日にはソウル・ベロジュ弘大、10月13日には済州島でコンサートを開催します。