リナ(리나): | 돌아가 주세요. (お帰りに) |
---|
ジスク(지숙): | 제발요. 그 아이는 제 하나밖에 없는 아들이에요. (お願いします。 一人息子なんです) |
---|
リナ(리나): | 이 분 모셔다드리세요. (この方をお送りして) |
---|
ジスク(지숙): | 됐어요 제가 알아서 나갑니다. (いいえ。自分で帰るわ) 가볼게요. (カボルケヨ) (失礼します) |
---|
가보다---行ってみる
動詞の語幹+~(을)ㄹ게요 --- ~します(意思や約束の意を表す)
このフレーズは、「行ってみる」という意味の“가보다”に、意思を表す文型“~(을)ㄹ게요”がついた形です。韓国語の文型には、前にくる単語の語幹にパッチムがあるかないかで単語と文型の繋げ方が変わるものが多いですが、““~(을)ㄹ게요”は、パッチムが無ければリウルという子音“ㄹ”が、パッチムがある場合は“을”がつきます。今回は“가보다”の語幹“가보”にパッチムが無いため、リウルという子音“ㄹ”がついて“가볼게요”となっています。直訳すると「行ってみます」という意味ですが、今回のシーンのように、その場を去るときに使うと“失礼します”という意味になります。日本語の場合、「失礼します」は去るときだけでなく、他人の家や面接会場など特定の場所に入るときにも使えます。しかし韓国語の“가볼게요”は、去るときにのみ使うので注意してください。韓国語で入室するときに使う表現は、“실례합니다”と言います。
① 飲み会で先に帰るときにこの一言 → 가볼게요(失礼します)
② 会社で先に退勤するときにこの一言 → 가볼게요(失礼します)