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植樹の日(植木日)

#クリックK l 2018-04-10

玄海灘に立つ虹

植樹の日(植木日)
今月5日は「植樹の日」でしたが、これを公休日に指定するよう求める声が強まっています。
植樹の日は、木の大切さを理解してもらうために1946年に制定され、49年に出された「官公署の公休日に関する規定」により公休日となりました。60年にいったん廃止されてかわりに「砂防の日(3月15日)」が公休日になりましたが、砂防の日が1年で廃止されたため61年からは再び公休日として復活しました。それが、2006年から官公署で週休2日制が導入されたことにより公休日から除外され、今に至ります。
しかし、このところの資源ごみの問題も背景にあり、植樹の日をもう1度公休日に指定して、気の大切さを理解し、環境問題を真剣に考えるきっかけとなるよう呼びかけるのがよいのではないかという声が相次いでいます。国会議員やさまざまな分野の著名人が個人のSNSなどで植樹の日について言及しているほか、大統領府青瓦台のホームページの「国民の請願(国民の声が20万人を超えた提案に対して、青瓦台が見解を示さなければならない)」でも、植樹の日を公休日に再指定する案が多く書き込まれています。
植樹の日には大統領が植樹イベントに参加するのがほぼ毎年の恒例行事となっています。今年、文寅仁大統領は、青瓦台與民館近くに松の木を、官邸近くにウチワノキを植えました。これに関連し、これまでの大統領が植えた木に関する話題になりました。松の木を植えることが多いようですが、ほかに、朴正煕氏はイチョウ、朴槿恵氏はムクゲ、廬武鉉氏はユリを植えたこともありました。
環境問題に関連して注目が高まっている植樹の日ですが、日にちを変更した方がいいのではないかとの声も出ています。もともと植樹の日が制定されたころは、植樹に最適な気温の時期が選ばれたとのことですが、そのころに比べると平均気温が3度程度上昇しているため、最近では植樹イベントを2月、3月の間に済ませてしまう自治体も増えているということです。今後政府がどう動くかはわかりませんが、植樹の日の公休日再指定を求める世論が高まっているだけに、市民の期待も膨らみつつあるようです。

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