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ライフスタイル

べチュキムチ(배추김치) 白菜キムチ

2010-11-24

べチュキムチ(배추김치) 白菜キムチ

キムチはむかしはディ厶チェ(딤채)と呼ばれ、漢字で沈菜(침채、チ厶チェ)と書いていた。もともとは水キムチがチ厶チェ、塩に浸けたものはチャンジ(짠지)、しょうゆやテンジャンに浸けたものはチャンアチ(장아찌)と呼ばれていた。1年間月別に行われる歳事や風習などを記した18世紀の文献<東国歲時記>には、白菜や大根でキムチを浸ける方法がのっている。その後18世紀半ばにヤンニョ厶キムチというのがつくられた。塩に漬けた白菜にとうがらしや塩辛などを加えてつくったもので、塩に長く漬けずに野菜のさくさくした食感を生かし、かついろいろな材料でつくられるヤンニョムの味がうまく調和をなした今のような白菜キムチの登場だった。そのときから白菜キムチがたくさんつくられるようになり、一番よく食べられるキムチとなった。

主な材料 :
白菜(2kg ぐらいのもの) 1株、天日塩カップ2、水2リットル
具 : 大根200g、わけぎ50g、せり50g

ヤンニョム(味付け) :
もち米の粉大さじ5(水カップ1を加える)、中びきのとうがらしカップ1/2、細びきのとうがらしカップ1/2、ミョルチエッジョク(かたくちいわしの塩辛の汁)カップ1/2、あみの塩辛大さじ4、砂糖大さじ2、にんにくのみじん切り大さじ4、しょうがのみじん切り大さじ1、たまねぎをすりおろした汁大さじ4


白菜の下準備 : 白菜は外側の汚れた葉を2、3枚取り除き、芯を少し切り落として、包丁で根元に深く切り込みを入れ、手で半分に割る。さらに同様に半分に割り、4つ割りにする。白菜の下準備 : 白菜は外側の汚れた葉を2、3枚取り除き、芯を少し切り落として、包丁で根元に深く切り込みを入れ、手で半分に割る。さらに同様に半分に割り、4つ割りにする。
白菜を塩水に漬ける : 大きめの容器に分量の水と塩を入れて混ぜ、塩水をつくる。その塩水に白菜を軽く浸してから、外側の大きな葉から1枚ずつ、根元のほうに塩を振りかけていき、さらに塩水に漬ける。白菜を塩水に漬ける : 大きめの容器に分量の水と塩を入れて混ぜ、塩水をつくる。その塩水に白菜を軽く浸してから、外側の大きな葉から1枚ずつ、根元のほうに塩を振りかけていき、さらに塩水に漬ける。
塩水に漬けた白菜を冷水で洗い流し、葉先を下にしてざるにのせ、水気を切る。1時間ぐらいそのままおく。塩水に漬けた白菜を冷水で洗い流し、葉先を下にしてざるにのせ、水気を切る。1時間ぐらいそのままおく。
具になる材料を切る : 大根は千切り、わけぎとせりは3cmの長さに切る。具になる材料を切る : 大根は千切り、わけぎとせりは3cmの長さに切る。
のりをつくる : もち米の粉を水で中火で炊いておかゆのようにつくる。気泡が出てきたら弱火にして1、2分ぐらいおき、火を止めて冷ます。のりをつくる : もち米の粉を水で中火で炊いておかゆのようにつくる。気泡が出てきたら弱火にして1、2分ぐらいおき、火を止めて冷ます。
ヤンニョムをつくる : もち米の粉でつくったのりに、分量のミョルチエッジョク、あみの塩辛、砂糖、にんにくのみじん切り、しょうがのみじん切り、たまねぎをすりおろした汁、とうがらしを加え、よく混ぜる。それに切っておいた大根、わけぎ、せりを入れて混ぜ、30分ぐらいおく。ヤンニョムをつくる : もち米の粉でつくったのりに、分量のミョルチエッジョク、あみの塩辛、砂糖、にんにくのみじん切り、しょうがのみじん切り、たまねぎをすりおろした汁、とうがらしを加え、よく混ぜる。それに切っておいた大根、わけぎ、せりを入れて混ぜ、30分ぐらいおく。
水気をよく切った白菜の葉の1枚1枚にヤンニョ厶をていねいにぬりつけたあと、白菜を半分に折るようにし、一番外側の葉を前に巻き込み、葉先から丸めて包むようにして、はさんだヤンニョムがこぼれないようにする。水気をよく切った白菜の葉の1枚1枚にヤンニョ厶をていねいにぬりつけたあと、白菜を半分に折るようにし、一番外側の葉を前に巻き込み、葉先から丸めて包むようにして、はさんだヤンニョムがこぼれないようにする。
空気が入らないよう容器に蓋をして、常温(15℃)で3日ぐらいおいてから冷蔵庫に入れ、0℃~5℃で保存する。空気が入らないよう容器に蓋をして、常温(15℃)で3日ぐらいおいてから冷蔵庫に入れ、0℃~5℃で保存する。

☑ 白菜を塩水に漬けるときは、重しをすると白菜がまんべんなく浸かる。
☑ 気温によって浸ける時間は違う(冬は12時間、夏は6~8時間)。途中で上下を返して、白菜が塩水によく浸るようにする。
☑ ヤンニョムを30分おいてヤンニョムの材料をしんなりさせ、白菜にうまくなじむようにする。

空気が入らないよう容器に蓋をして、常温(15℃)で3日ぐらいおいてから冷蔵庫に入れ、0℃~5℃で保存する。
キム・スジン院長: 韓国料理研究家

現在、韓国の味研究会理事、フード・アンド・カルチャー・コリア・アカデミー院長
韓国で初めての「映画の飲食監督」として、料理の新分野を開拓 
代表作 <霜花店(サンファジョム)−運命、その愛>、<美人図>、<王の男>、<食客>

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