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ライフスタイル

ミヨックッ(미역국)

2011-02-09

ミヨックッ(미역국)

中国の唐の時代に成立した類書『初学記』に「鯨が子を産んだときの傷を治すためにわかめを食んでいるのを見た高麗人が産婦にわかめを食べさせるようになった」という記録が残っている。また中国の明の時代に完成した薬学書の『本草綱目』には、高麗人はわかめ(海苔(ヘテ))を好んで食べるという記述があり、そのため、わかめは「高麗海苔」と呼ばれていたという。解毒作用に優れているため、産後の体を回復させるために食べられてきた。出産と育児を司る神様にもミヨックッをお供えする風習があり、予定日の1週間前から妊婦の枕元にミヨックッを置いておいたとされる。ミヨックッは「誕生」という重要な意味を持つ韓国料理である。

主な材料 :
乾燥わかめ70g、牛の胸肉200g、ごま油小さじ2、朝鮮しょうゆ小さじ1、にんにくのみじん切り大さじ1、水カップ5

ヤンニョム(味付け) :
味付け : ごま油大さじ1、朝鮮しょうゆまたは塩少々


乾燥わかめは1~2時間水で戻し、きれいに洗う。乾燥わかめは1~2時間水で戻し、きれいに洗う。
水気をよく切り、3cmに切る。 水気をよく切り、3cmに切る。
牛肉を幅2cm、長さ3cm、厚さ0.5cmに切り、味付け(ごま油小さじ2、朝鮮しょうゆ小さじ1)する。牛肉を幅2cm、長さ3cm、厚さ0.5cmに切り、味付け(ごま油小さじ2、朝鮮しょうゆ小さじ1)する。
鍋に水大さじ2を入れ肉を炒める。肉に2/3ぐらい火が通ったらわかめとにんにくのみじん切りを入れ、中火で20分煮る。 鍋に水大さじ2を入れ肉を炒める。肉に2/3ぐらい火が通ったらわかめとにんにくのみじん切りを入れ、中火で20分煮る。
煮立ったら弱火にして20分ぐらい煮た後、朝鮮しょうゆで味をととのえる。煮立ったら弱火にして20分ぐらい煮た後、朝鮮しょうゆで味をととのえる。

☑ 牛肉は脂肪が多く、食感のよい胸肉を使うのがよい。
☑ 朝鮮しょうゆがなければ塩で味付けする。
☑ 味付けした牛肉を炒めるとき水気がないと焦げるので、水大さじ2を加えて炒めるのがポイント。
☑ 牛肉の代りに乾燥させたムール貝や牡蠣などでつくってもおいしい。

煮立ったら弱火にして20分ぐらい煮た後、朝鮮しょうゆで味をととのえる。
キム・スジン院長: 韓国料理研究家

現在、韓国の味研究会理事、フード・アンド・カルチャー・コリア・アカデミー院長
韓国で初めての「映画の飲食監督」として、料理の新分野を開拓 
代表作 <霜花店(サンファジョム)−運命、その愛>、<美人図>、<王の男>、<食客>

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