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ライフスタイル

文化センターのカラオケ教室

2019-02-18

玄海灘に立つ虹

© Gunwi Gun

先週は若い人とカラオケに行くとついていけないという話をしたのですが、韓国ではお母さんたち、おばあさんたち向けのカラオケ教室、歌謡教室盛んですよね。先日もテレビで見ましたが、デパートのカルチャー教室、大きな教室一杯にお母さんたちが集まって歌っていました。カラオケ教室、大繁盛ですよね。


日本の皆さんも歌のお好きな方はたくさんいますよね。カラオケ教室もあると思います。ただ韓国にあるカラオケ教室、歌謡教室はみなさんとにかく一緒に歌うのが楽しいようなんです。一人でうまくなるように練習するのではなく、先生の指導に合わせて皆で一緒に歌うのです。

デパートや新聞社主宰のカルチャー教室、そして文化センターや区民センターなどにも必ず歌謡教室があり、専門の先生が指導します。プロの歌手だった人、あるいは歌がうまくて歌謡教室の人気講師になったという人もいます。生徒はほとんどが年配の女性たちです。たまに男性の受講者もみかけますが、やはり女性が多いので少し恥ずかしそうです。オモニ教室、お母さん教室の科目になっているところもあります。

実はうちのシオモニ、姑も今から10年位前、70代の頃にはデパートの歌謡教室にお友達と通っていました。そして講師の先生と一緒に団体でお花見などにも出かけていました。毎回決められた曲があり、その曲を皆で声を合わせて歌うのだそうです。

日本でも年配の方が演歌を歌っている姿を見かけますが、カラオケでも一人づつ歌ってますよね。韓国では若者だけでなく、年配の皆さんも皆で歌うことが好きなようです。

これは韓国に教会が多く、教会には聖歌隊があり、そこで普段から合唱などをしているので皆で歌うことが自然なのではないでしょうか。ちなみに韓国では教会の聖歌隊だけではなく、仏教のお寺でも婦人部の合唱隊があり、よく旧暦4月8日の釈迦誕生日などにはその歌声を披露しています。

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