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ライフスタイル

子供たちの礼節教室

2019-03-11

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

お友達のお子さんがまだ幼稚園だというのに冬休みに礼節学校に行ってきたと話していました。話を聞いてみるとどうも、韓服を着て伝統的な韓国式のお辞儀の練習をしたり、座り方を習ったりするようですが、韓国らしいですよね。マナー教室とは違うんですよね?


うちの子供たちも幼稚園生のときに夏休みにソウルの国立劇場の近くにある禮智院というところに礼節をならいに行ってきました。調べてみたら現在も一般向けの他にも、幼稚園、小学生対象のコースがあるようです。

ここのプログラムを見てみると準備物として韓服、昼食とあり、午前中には正しいあいさつの仕方、正しい言葉使いを習い、昼食の際には食卓での礼儀を習い、午後には本格的な韓国式のお辞儀のしかたを座ったままでのあいさつ、立ち上がってから膝をつくあいさつを習い、最後にはお茶の飲み方、お客様へのお茶の出し方を習うようです。

このような礼節教室は全国各地にあり、たとえば全羅北道全州では全州郷校、昔の地方の寺子屋のようなところで教えています。その他にも文化センターなどで教えています。根本的に礼節教室では儒教的な伝統教育を施します。

そのためなかなか厳しいスパルタになるところもあるようです。ヒマワリチーフのお子さんも小学校の低学年ですが、冬休みに知り合いのお母さんから礼節教室に一緒に行かせませんかというお誘いがあったそうです。

特に腕白な男の子をもつお母さんたちは、そういう礼節教室に通わせることで子供が大人しく、先生の言うことを良く聞く良い子になることを願っているのだというのが、ヒマワリチーフの解説でした。

どちらにしても日本ではあまり聞かないですよね。小さな子供たちに伝統的な礼儀作法だけを教える機関というのは。でも日本の子供たちは家庭教育がしっかりしているので、あえてこういうところに行く必要がないんでしょうね。

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