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ライフスタイル

キュウリ料理と登山にはキュウリ

#古女房と新妻のソウル嫁談義 l 2019-07-22

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank

韓国の夏野菜、トマトとかトウモロコシの食べ方について嫁談義でいろいろと教えていただきました。最近、悩んでいるのがキュウリの食べ方なんです。韓国でキュウリを使った料理には何がありますか?


今の時期にデパートや大型スーパーのお惣菜コーナーに行くと必ずこのキムチが並んでいますよね。オイキムチ、オイソバクと呼ばれるキュウリのキムチです。キュウリに十字の切込みを入れてそこにニラやネギを唐辛子粉やニンニクなどであえた薬味を入れて作ります。

冷蔵庫に入れておいて食べますが、キュウリの爽やかな風味とピリッと辛い薬味の味が調和しておいしい夏のキムチの代表格です。同じように大根などと一緒に作る水キムチにもキュウリは入ります。キュウリが入ることで清涼感がますようです。

そのほかにもキュウリは先日お話したチャンアチという醤油味の韓国風ピクルスにも入れます。またキュウリの和え物は、そのまま薄切りにして作った物のほかにも、キュウリを千切りにして炒めたものもあります。千切りにして炒めたものは、九節板(クジョルパン)の具の一つにも使います。代表的な宮廷料理のクジョルパンは五色(赤、緑、黄、白、黒)の具材を小麦粉で作った薄い皮で巻いて食べる料理ですが、この具材の一つがキュウリを炒めたものです。キュウリを炒めて食べるという食べ方は私は、韓国に来て初めて見ました。

もちろん日本と同様に韓国でもキュウリはサラダやピクルスにしても食べます。その他、韓国らしい食べ方としては登山の必需品としてのキュウリの役割です。ソウル近郊の山でも山のふもとの登山口の入口あたりでは、よくおばさんたちがキュウリとトマトを売っています。登山の際には生のキュウリとトマトを2,3個カバンに詰めて持って行き、途中で喉が乾いたり、お腹がすいたら水分の補給用にこのキュウリを食べるんです。

韓国では山での水分の補給用としてよくキュウリがあげられます。長いままをそのままガブリとかじって食べるのが韓国流で、味噌をつけたり、塩を振ったりもしません。そのままです。

その他、チムチルバンや垢すり、エステに行くと顔にキュウリのパックをしてくれます。その場合、もちろんコスメショップに売っている市販のパックもありますが、そうではなく本物のキュウリを薄切りにしたり、あるいは大根おろしのようにキュウリ降ろしにして顔に塗ってくれます。

韓国ドラマを見ていると顔にキュウリの薄切りにしたのをのせてパックをしている場面、よくでてきませんか。

ということで韓国ではキュウリはただ食べるだけでなく、登山の際の水分補給にも、お肌のほてりを沈めるパック用にも大活躍しています。

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