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ライフスタイル

第523話 「輸出型アイドル」が増えています

#アジュンマの井戸端会議 l 2019-10-03

玄海灘に立つ虹

© STARSHIP ENT

韓国の7人組のボーイズグループが、グラミー賞の授賞式が開かれるアメリカロサンゼルスのステイプルズ・センターで単独コンサートを開いたほか、アメリカの6つの都市でもコンサートを行いました。アメリカの国民的番組『グッド モーニング・アメリカ』やアメリカを代表するトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』などに出演し、韓国語で歌いました。BTSのことではありません。2015年にデビューしたMONSTA X(モンスタエックス)の今年上半期の活動を挙げたものです。


MONSTA Xは、先月25日にはアメリカの大人気トークショー番組『エレンの部屋(エレン・デジェネレス・ショー)』に出演しました。韓国の歌手としては以前、PSY(サイ)とBTS(防弾少年団)が出演しています。曲の前奏が流れると客席は歓声で沸き、代表曲の「Who Do U Love」、「Oh My!」を客席の人たちが一緒に歌っていたといいます。


まさにグローバルアイドルといえますが、韓国国内ではMONSTA Xの人気をそれほど実感できないのが実状です。それもそのはず、彼らは1年で国内より海外にとどまる時間のほうが長い、いわゆる「輸出型アイドル」なのです。


このように、国内より海外市場に重きを置いて活動する「輸出型アイドル」が増えています。彼らは新しいアルバムを発表するや香港やバンコクなどでのプロモーションのために出国します。国内での活動は長くても2週間くらいで、あとはアジアツアーやワールドツアーを行っています。


5人組の男性アイドルグループ「NU'EST(ニューイースト)」も輸出型アイドルの代表格です。2012年にデビューした直後から日本やタイ、マレーシアなどアジアを回りながら活動してきました。日本で活動するために国内での活動を予定を早めに終わらせたり、海外でコンサートを行っていた2年間、国内での活動が皆無だったときもあります。韓国国内での知名度を上げるため、一部のメンバーがオーディション番組の『PRODUCE 101 シーズン2』に参加し、国内でもブレークした形です。


輸出型アイドルの国内のファンにとっては、アイドルの頻繁な出国は寂しいものです。ファンサイトなどには「国内での活動を増やしてほしい」「韓国のファンにも気を遣ってほしい」などという内容の書き込みが相次いでいます。


こうした形態で活動するアイドルが増えていることについて、専門家は「韓国のエンターテインメントビジネスを牛耳る3大事務所の陰で、中小事務所が生き残りをかけて考え出した方法が海外進出」だとした上で、「現実的な理由としては、国内より海外での活動で利益が大きいという点も無視できない」と話しています。

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