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ライフスタイル

12日と13日に年次休暇をとろう

2016-09-07

玄海灘に立つ虹

12日と13日に年次休暇をとろう
数週間前、SNSを通じて来週の月曜日と火曜日、12日と13日が臨時の公休日になるという噂が広がりました。なんでこんな噂が広がったかと言うと、秋夕の連休が14,15,16日、水木金曜日なので、月火曜日まで休めば9日間の大型連休になるからです。カレンダーを見ながら思わず、ここまで休めれば9連休だと思った人が多かったのでしょう。
そして今年はすでに5月のゴールデンウイークの際に臨時の公休日が、それも1週間前に指定されたことがあるので、2度あることは3度あるということで、そういう噂が流れました。さすがに政府もそうそう臨時公休日を連発するわけにはいかなかったと見えて、その代わりにこんな対応をしました。
雇用労働部は全国経済人連合会、大韓商工会議所、韓国経営者総協会(経総)、韓国貿易協会、中小企業中央会の経済5団体に文書を送り、企業の社員に秋夕期間の年休取得を促すよう求めたことを明らかにした
政府が財界にこのような年次休暇の取得拡大を要請するのは今回がはじめてです。そしてこのような政府の要請に対して韓国経営者総協会の関係者は
「9日間の連休が保障されれば、働く人たちの余暇が増えるのはもちろん、企業の生産性が向上し内需の活性化にもプラスに作用するだろう」
と言っています。大手企業は積極的に動いています。三星電子は本人の希望があれば9連休もオーケーだということです。もともと三星電子は「自由休暇制度」を導入しており、本人の好きな時期に休暇をとれるようにしています。三星電子の関係者は
休暇をとる一日前でも社内の電算網に年次休暇使用計画を報告すれば翌日から休めます。今年の秋夕の連休も年次休暇をだす人が多いでしょう。
と見ています。このように長期の休暇を社会もそして企業も認めるようになった背景について社会学の教授は
若者世代を中心に仕事も重要だが、自分のライフスタイルを重視する傾向が大きくなっています。昔は、休暇を使用することが組織内の葛藤の要因になりましたが、企業も柔軟に受け止める方向に変わっています。
と指摘しています。さらに現代経済研究院は経済全体に与える生産誘発額を3兆8500億ウォンと分析しています。それにしても私の考えが古いのでしょうか。連休の前の週に突然休んでよいと言われても混乱してしまいます。根回し無しの突然の長期休暇、それが認められるようになった韓国はまさに先進国なのか、それとも休暇をとるのにも格差が現れているのでしょうか。

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