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ライフスタイル

ギャラクシーノート7

2017-03-29

玄海灘に立つ虹

ギャラクシーノート7
去年の10月、こんなニュースをお伝えしました。
発売直後から発火事故が相次いでいる三星電子の「ギャラクシーノート7」の交換や払い戻しが13日、アメリカでも公式に発表されました。これに先立って、中国でも11日に発表されています。
アメリカでは100万台、中国では19万台が対象となり、韓国の50万台、台湾やオーストラリアなどその他8か国の10万台を合わせると、全部で180万台です。三星電子は、年内の全量回収を目指すとしています。

それから6ヶ月たち、サムスン電子が全世界から回収したギャラクシーノート7の台数は306万台に達します。そして今週の月曜日27日には新たにこんな発表をしました。
サムスン電子は27日、同社ニュースルームを通じて「ギャラクシーノート7のリサイクルと廃棄に対する3種類のエコ処理原則を確定した」を明らかにしました。
サムスン電子が発表したリサイクルおよび廃棄案は▼リファビッシュフォンとして販売し、レンタル用電話として活用▼リサイクル可能な部品を抽出して販売および活用▼金属物質を抽出するなど環境を損なわない処理--の3つです。

まずリファビュッシュフォンですが、これは初期不良品や中古機器などを整備し、新品に準じる状態に仕上げること。または、そのような状態に仕上げられたものを意味します。
今回サムスンは、国家別の規制当局と通信事業者間の協議をへて、具体的な販売国家を決め、販売の時期は市場の需要を考慮して決定するとしています。また
韓国国内にも供給する考えですが、ギャラクシーノート7の事故原因がバッテリー問題だったので、リファビュッシュフォンはバッテリーの容量を大幅に下げる予定です。
サムスン電子は実はこれまでもアメリカと一部のヨーロッパの国で販売開始1年が過ぎた製品をリファビュッシュフォンとして販売していました。そして今回は、ノート7をインド、インドネシア、ベトナムなどに「機能はプレミアム級だが値段は低価格」だとして販売する計画です。
実は今回の発表の背景には国際的な環境団体、グリーンピースの影響があります。グリーンピースはこれまでギャラクシーノート7を廃棄せずに、リサイクルするなり環境に優しい方法で処理するようにと、「ギャラクシーを助けよう」キャンペーンを繰り広げてきました。26日の発表を聞いたグリーンピースの関係者は
「今回の発表を歓迎します。今後、検証可能の方法で履行してほしい」
としています。サムスン電子はギャラクシーノート8の発表も控えています。ノート7の再利用とノート8の発売で、心気一転を目指すようです。

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