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ライフスタイル

新大統領の家族は

#マル秘社会面 l 2017-05-10

玄海灘に立つ虹

新大統領の家族は
第19代大統領に当選したムン・ジョインさんは4人家族、奥さんと1男1女です。今日の社会面は新大統領の家族についていろいろとご紹介します。
まず夫人のキム・ジョンスクさんは夫のことを『ジェイン氏』と呼んでいるそうです。恋愛結婚をした二人ですが、恋愛時代からこう呼んでおり、現在もそのままだとか。まずは二人の馴れ初めから見てみると
キム・ジョンスクさんとムン大統領は慶煕大学の先輩、後輩として出会います。今で言う、キャンパスカップルです。ムン大統領が3年生のときに開かれた法学部の文化祭で同じ大学の音楽学部声楽科の新入生だったキム・ジョンスクさんと文化祭のパートナーになりました。当時は学生運動が盛んな頃、デモに参加して催涙弾に当たって気絶したムン大統領をキムさんがハンカチで顔を拭いて看病してくれたいいます。また兵役で第1空挺旅団に服務中のときには、面会に来たキムさんは期待していたチキンやお餅ではなくカスミ草の花束を胸に面会に訪れたといいます。
声楽専攻のお嬢さんだったんでしょうね。でも結婚し夫が弁護士、政治家、そして大統領候補となる間に、キム・ジョンスクさんも政治家の妻として積極的に活動をしています。特にこの8ヶ月の間、毎週1泊2日の日程で光州・全羅南道を訪れ奉仕活動をしたり、有権者の話に耳を傾けてきました。こういう夫人の活動が今回、この地域ので票に結びついたようです。
大統領選の選挙期間中、他の候補は子供たちも積極的に選挙運動を行いましたが、ムン大統領の子供たちはなかなか姿を現しませんでした。娘のムン・ダヘさん(34歳)が大衆の前に姿を見せたのは選挙戦最終日の8日の夜、ソウル光化門広場での集会でのことでした。まず映像メッセージで
『お父さん、ついに明日が選挙日ですね。選挙の前日でもありますが、今日は父母の日ですよね。私がこれまで公の席に姿を現したことはありませんでしたが、今日だけはお父さんに子供として何かをしてあげたいと思い、少しでも役に立てばと直接選挙チームにお願いしてこうやって、内緒で映像メッセージを撮りました』
さらに自分はお父さんが政治をするのが正直あまり好きではなかったとも述べていました。
「 盧武鉉元大統領の時代にお父さんが歯が10本も抜けるほどの激務に追われていながら、国民からは非難されている姿を見て子供心にずいぶん傷つきました。でも5年前の大統領選挙の後で後悔し、ムン・ジェインを自分の父親としての姿だけで考えていたことを恥ずかしく、そして申し訳なく思いました。今はお父さんが大統領候補となって良かったです」
息子のムン・ジョヨンさんは選挙期間中、就職に際して親の権力を使ったのではないかという疑惑がライバル陣営から出たこともあり、最後まで姿を見せませんでした。しかしその代わりに建国大学のデザイン学科の友人や同窓生らがこんな声明を出しました。
『韓国雇用情報院への就職と関連してジョヨン氏の実力を問題にするのは理解できない話です。ジョヨン氏は大学時代からずば抜けた実力で映像芸術分野でのサークル活動を主導し、代表としても活動しました。彼の作品は何度も海外で展示され、特にニューヨーク現代美術館などにも招待され、すでに国際的にもその芸術性は高い評価を受けています。ですから父親の名前で就職したり、海外の有名デザインスクールに入学したという主張は不当なものです』
さてこのような家族と共に大統領府青瓦台の新しい主人となるムン大統領。アメリカのトランプ大統領とは違い、子供たちが政治の前面に出てくることはたぶんないでしょう。でも、パク前大統領のように広い大統領府の中で一人ぼっちで過ごすことなく、常に暖かい家族がいつも側にいると思うだけで国民としては安心できそうです。

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