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ライフスタイル

キャディさんの嘆き

#マル秘社会面 l 2017-05-24

玄海灘に立つ虹

キャディさんの嘆き
ゴルフウェアメーカー「ワイドアングル」が、全国10カ所のゴルフ場のキャディ100人を対象に「こんなゴルファーは辞めてほしい」という調査を行いました。韓国でもゴルフが大衆化する中、マナーのひどいゴルファーも出てきました。そんなゴルファーをキャディさんの立場から見たものです。

一番多かったのは
ゴルフクラブを投げるゴルファー、自分がうまく打てない理由を物にあてつけるタイプです。

二番目は
猥談やタメ口、とにかく下品な話をし続けるゴルファー

この二つが圧倒的に多く、そのほかには。パットラインを見間違ったと叱るゴルファー、残りの距離を何度も聞くゴルファー、キャディにやたらとスキンシップをするゴルファー、酒を飲んでのゴルフ、などが続きます。

10年間のキャディーキャリアを経て、ゴルフ場のサービスコンサルティング会社で働いているクォン・ハンナさん(36)は
「以前のように、フィールドでのトレーニング過程なしに、動画やスクリーンゴルフでゴルフに接した後、すぐにゴルフ場に来るお客さんが多く、とんでもないハプニングが起こったりします」
と話しています。
たとえば、先ほどの調査の結果にも出てきましたが、スクリーンゴルフで練習してやってくるので、ゴルフ場に来てもスクリーンゴルフのつもりで
「グリーンでボールとホールとの距離が何メートルかを聞いてきたり、勾配まで計算するゴルファーもいます」というのです。

またこんな目撃談もあります。
「一見して不適切な関係に見える男女が、ラウンド中にひっそりとしたところによく姿を消したり、必要以上のスキンシップを連発するので、一緒にいるキャディのほうが恥ずかしくなる場合があります」

ゴルファーのマナーが悪くなるのとは反対に最近ではキャディさんの学力が向上しています。ゴルフ場コンサルタントのクォンさんは
「キャディの大半は、短大卒業以上の学歴を持つ専門職従事者たちです。感情労働者であるキャディを尊重してくれるなら、より良いサービスと雰囲気で楽しくラウンドを終えることができるでしょう」
とアドバイスしています。
最近では日本のゴルフ場に出かけていく韓国人ゴルファーもたくさんいます。私の知り合いのオバサンたちの中にも日本のゴルフ場まで行ってきたという人が結構います。日本のキャディの皆さん、グリーンの上でホールとの距離や勾配まで聞いてくる韓国人ゴルファーがいたら、それはスクリーンゴルフで勉強してきたんだと思ってください。

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