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ライフスタイル

ヌードペンション

2017-08-02

玄海灘に立つ虹

ヌードペンション
夏休みで高原や海辺のペンションを訪れる人も多いと思いますが、異色のヌードペンションが登場し、世論を熱くさせ、結局は営業停止となりました。このヌードペンションホームページを見ますと、こんなことが書いてあります。

忠清北道堤川市の小さな農村に位置するペンションRDOLA(アールドラ)です。自然主義同好会の会員だけが利用するペンションで、年会員だけが利用できるヌードペンションです。アールドラは成人男女の性的快楽の同好会ではなく、自然の一部として愛する子供たちと夫婦が大自然の中で体と心を開放する経験をする場所です

しかし、本人たちは良くても静かな農村に現れたヌードペンションのおかげで村の人々は困ってしまいます。このペンションを訪れた人々がペンションの周囲を裸で歩き回る姿がたびたび村人の目に目撃されるようになってきたからです。

この村は山奥のお年寄りが多くすむ静かな村です。村からペンションは200メートルほどしか離れていません。このペンションのことがマスコミで報道され全国的な注目浴びると、結局村人たちは垂れ幕を掲げ、ペンションへの進入路をトラクターで塞いで、ヌードペンション出で行けと実力行使に及びました。

そしてこのことに関連して世論調査機関がこんな調査をしました

世論調査機関のリアルメディアがCBSの依頼で先月28日全国19歳以上の成人男女 510人を対象に調査をした結果、応答者の51.9%は「ヌードペンションはまだ国民情緒に合わず、許されることでもない」と答え、「自然主義を追求する同好会だけの私的な空間なので認めるべきだ」と言う人は22.4%でした。

市の関係者も

「あちこちから問い合わせの電話がかかってきている状況です。円満な解決策を求めて努力していますが、正直困っています」

このペンションは2009年に営業を開始し、建物は149平方メートルの2階建て、観光地でよく見かける平凡なペンションだそうです。
結局、このペンション今月1日に「当分の間、営業を中断します」と発表、市も現地の警察もほっとしているようです。

警察は、インターネットを通じて会員を募集し、加入費10万ウォン、年会費24万ウォンを出して利用するというこの施設が宿泊施設に該当するのか、保健福祉部にたずねていました。宿泊施設だと認められれば、このペンション宿泊施設としての届けを出していないので不法施設ということになるためです。

面白いのはヌードペンションに関する世論調査で一番反対票のおおかった世代が40代の64.3%だったということです。50代(48.1%)、60代以上(49.5%)よりも多くなっていました。40代ということは青少年の子供のいるお父さん、お母さんが一番反対したということでしょうか。

欧米では許されるヌードペンションですが、さすがに韓国では、それも遠くの離島ならともかくお年よりのたくさん暮らす村のすぐそばというのはやはり問題があるでしょう。実はこの話題、火曜日のしおりさんも絶対反対だと言ってました。

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