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ピープル

「韓国に貢献した外国人に国籍のプレゼント」

2009-04-03

「韓国に貢献した外国人に国籍のプレゼント」
韓国の政府はこのたび、学術や経済分野などで優れた能力を持つ外国人が、韓国籍を簡単に取得できるように二重国籍が制約的に認められることを発表しました。

先月26日、大統領直属の国家競争力強化会議で、「単一国籍主義の原則を緩和する案を報告した」と法務部が発表。
韓国のために頑張ってくれる人ならば、どこの国の人だって韓国人と同じような待遇を与えて長く韓国に住んでもらおうということのようです。
正直、私が外国人として韓国に住み、まだまだ外国人に対して排他的なところが多いとは感じることもあります。
韓国の人と同じことをするのでも、何かと手間がかかったり、障害が多かったり、ストレスになることが多いんです。
日常の些細なことでも少しずつ改善されていけば、長く韓国に住んでみようかなという外国人はぐんと増えるのではないでしょうか。

具体的には、科学、経済、文化、体育などの分野で優れた能力を兼ね備え、国益にプラスになると認められる外国人は特別帰化対象者に分類され、これまで帰化の条件とされてきた、国内滞在条件(居住5年以上)と帰化試験が免除されるそうなんです。

今回の措置でなんといっても注目すべきことは、自分の国の国籍と、韓国の国籍を二つ持てるというところ。
韓国の国籍を取得したい外国人が、韓国で「外国人としての権利を行使しない」という覚書きを提出すれば、既存の国籍を放棄せず韓国人に帰化することができるんだそうです。
法務部は公聴会など世論調査を経て「優秀な外国の人材」に関する具体的な基準を設け、国籍法改正案を6月に国会へ提出する計画だそうです。

関係者は「海外の優れた人材がたやすく韓国籍を取得できるようにすれば、韓国が国際競争力を持つために寄与してくれるだろう」と話しているということです。


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