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旅行

誰もが楽しめるアニメの世界、ソウルアニメーションセンター

2011-08-09

誰もが楽しめるアニメの世界、ソウルアニメーションセンター
ソウル地下鉄4号線、明洞(ミョンドン)駅の1番出口を出て、右側の坂道を400メートルほどのぼっていくと、アニメ映画だけではなく、漫画に関するすべてを紹介しているソウルアニメーションセンターがあります。スカイブルーの建物の前に、韓国の人たちなら誰でも知っている変身ロボット「ロボット・テコンV」がドンと構えているので、難なく見つけることができます。1999年にオープンしたソウルアニメーションセンターは、漫画とアニメ、ゲーム、キャラクター産業を総合的に支援、育成するための施設です。

アニメーションセンターは大きく2つの建物に分けられています。一つは漫画やアニメのキャラクターなどが展示されている展示室、キャラクター体験室、4Dシミュレーターやアニメ専用の映画館があるアニメーションセンターで、もう一つは漫画などの資料と映画を見ることができるカートゥーン・ミュージアム「漫画の家」です。

まず、アニメーションセンターをまわってみましょう。キャラクター体験室では韓国のオリジナルキャラクターとIT技術を使ってアニメの原理を紹介しています。また、クロマキー・モーションキャプチャーという装置を使って人気キャラクターといっしょにサッカーゲームをしたり、記念写真を撮ってEメールで送ったりできる面白いプログラムなどもあります。また、タッチスクリーンを使って好きなキャラクターに色をつけてみる体験コーナーやカラー粘土で自分だけのオリジナルキャラクターを作って簡単なアニメーションを製作してみるコーナーなどもあります。

キャラクター体験室の向かいには韓国で初めてのアニメ専用シアター「アニシネマ」があって懐かしい作品から最近の作品まで、さまざまなアニメ映画を見ることができます。韓国の作品を中心に、海外のアニメやあまり知られていない短編アニメなどを紹介し、小さなアニメ映画祭なども開かれるアニメ専用の映画館です。「アニシネマ」の隣には2つの展示室があります。1つは「アニシネマ」で上映されている作品の製作過程などを紹介しており、もう一つの展示室では注目を集めているアニメの製作過程と資料を展示しています。

アニメーションセンターの建物を出て、向かいにある白い建物「漫画の家」にも入ってみましょう。漫画の家の1階は韓国をはじめ、世界各国の漫画、アニメ、ゲーム、キャラクターなどの文化コンテンツをテーマに、4万点以上の資料が集められている小さな漫画の図書館です。アニメや漫画を作るためにはキャラクターだけではなく、衣装や建物などストーリーを完成させるための要素がいろいろあり、「漫画の家」1階にはこうした参考資料がたくさん集められています。

2階は「アニトゥーンゾーン」と呼ばれています。国内外の漫画やアニメ関連のビデオやDVDなど、7千あまりの映像資料が集められています。身分証明書を提示すると、見たい映像資料を借りて館内に設置された視聴席で見ることができます。漫画の本もたくさんあり、外国の作品も多いので選択の幅も広いのが特徴です。

アニメーションセンターには見逃せないスポットがもう一つあります。キャラクタートイレです。アニメが好きな人が集まる空間で、外国人のお客さまも多いので、アニメセンターだけの特徴を活かしたトイレを作ろうというアイデアから生まれたトイレです。ドラマをモチーフにしたアニメ「チャングムの夢」のキャラクターや背景を取り入れています。女子トイレの鏡は、タッチするとお姫様のキャラクターが現れたり、バラの花などの画面が現れたりして、女の子に大人気です。

製作過程から完成作品、またその資料などアニメに関するすべてがあるアニメーションセンターは子どもたちだけではなく大人も楽しめる遊びの空間です。

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