是枝裕和監督の日本映画「怪物」が、韓国で封切られてから34日で観客動員数40万人を超えました。
韓国で公開された是枝監督の作品の観客数としては、これまででもっとも多いものです。
「怪物」は、小学生どうしのけんかから見えてくるある事件についての物語で、親や教師などさまざまな視点から描くことで、「怪物」が何を意味しているのかを見る人に問いかける作品となっています。
この映画は、温かい視線と鋭い洞察力で知られる是枝監督と、脚本家の坂元裕二さん、世界的な音楽家の故坂本隆一さんのコラボレーションにより生まれました。
去年のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したほか、数々の国際映画祭で受賞するなど、名作と評されています。
主演を務めた俳優の黒川想矢さんと柊木陽太さんは、先月末に韓国を訪れ、韓国のファンと交流を行いました。