韓国は木曜日22日が旧暦のお正月で、その前日の21日から3連休に入り、そのあと土日を含めて事実上の5連休というひさしぶりの休みシーズンに入りました。20日は午後から故郷に帰省する車の行列が集中したうえ、氷点下10度前後の冷え込みと大雪に見まわれて、20日夕方から全国の高速道路とソウル都心は最悪の渋滞となりました。21日はソウル都心は大通りでの雪の除去作業が終わったものの、氷点下15度という最近では珍しい冷え込みで路面が凍っているため、室内のテーマパークや映画館を訪れる人もまばらでした。しかし高速道路は21日午後まで渋滞が続き、普段6時間のソウルから釜山までが11時間以上、普段5時間のソウル-光州間は14時間もかかり、また2時間で行けるソウル-大田も7時間もの渋滞となりました。韓国道路公社によりますと、20日は28万台あまりのマイカーがソウルから故郷に向かい、21日はさらに32万台が故郷に向かうということです。