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ソウル大学合格者は高所得層に多い 調査結果

Write: 2004-01-26 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

高所得層の子女の国立ソウル大学への入学の割合が、そうでない子女より17倍も高いという調査結果が出ました。 ソウル大学の社会科学研究院は、1970年から去年までの34年間、社会科学学部への新入生1万2500人について、両親の学歴、職業、居住地域などが合格の可能性と入学後の成績におよぼす影響を分析した結果を25日発表しました。それによりますと、医師、弁護士、教授、会社役員など高所得層の子女のソウル大学への入学の割合は、そうでない子女と比べて1985年には大差がありませんでしたが、2000年は17倍も高くなっていることが分かりました。そして2000年の場合、専業主婦の母を持った受験生のソウル大学の合格率が働く母を持った受験生より4倍以上も高いことが分かりました。調査にあたった人類学科の金クァンオク教授は、「1974年にソウルと釜山を中心に始まった高校の標準化制度によって高校に対する依存度が低くなり、学習塾に行ったり個人教授を受けられない低所得層の高校生の一流大学への進学率が年々低くなっている」と話しています。

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