ミャンマー大韓航空機爆破事件 記録の公開命じる
Write: 2004-02-04 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
1987年11月、ミャンマー付近で発生した大韓航空機爆破事件で、ソウル行政裁判所は3日、ソウル地方検察庁に対して、当時の事件記録のほとんどを公開せよという判決を言い渡しました。この訴訟は事件の遺族が一昨年7月、事件記録を保管しているソウル地方検察庁に情報公開を求めましたが、ソウル地方検察庁が拒否したため、情報公開拒否の取り消しを求めて起こした行政訴訟です。これについてソウル行政裁判所は3日、「5200ページの記録のうち、個人情報など80ページを除くすべてを公開せよ」と命じる判決を言い渡しました。裁判所はこの判決で、「情報公開によって、国の安全保障や外交関係などに影響を及ぼし、国家的な損失を招く恐れもあるが、国民の疑惑と不信を取り除くことで得られる利益の方が大きい」としています。
この事件は1987年11月29日、乗客乗務員115を乗せたイラクのバクダッド発ソウル行きの大韓航空機がミャンマーのアンダマン海上空で墜落し、全員が死亡したものです。
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