韓国中部地方は、4日午後から深夜にかけて大雪が降り、ソウルで18.5センチの積雪となって、3月としては100年ぶりの大雪となりました。各地の積雪量は、ソウル18.5センチ、汶山23センチ、東豆川18.2センチ、水原11.3センチで、ソウルでは1904年に気象観測を始めて以来の3月の積雪量となりました。この雪で首都圏の道路は深夜まで渋滞が続き、地下鉄は、午前2時まで延長運転しました。また、4日午後7時37分に、乗客68人を乗せて仁川空港を出発したハノイ行きの大韓航空683便が、落雷を受けたため、仁川空港に戻るなどダイヤに乱れがありましたが、5日午前中にはすべて正常化されました。また5日午前中、仁川港を出発する客船のほとんどが運航を見合わせました。この雪でソウルや首都圏では、学校は休校になりませんでしたが、忠清北道、大田、慶尚北道では、合わせて185校が臨時休校しました。