去年１５才以上の人口１，０００人のうち８人以上が離婚するほど、韓国では離婚が増えていることが統計庁のまとめで分かりました。それによりますと、去年の離婚件数は１６万７，１００件、１日平均４５８組が離婚したことになり、おととしに比べて１５％増えました。離婚する平均年齢は、男性が４１．３才、女性が３７．９才で、１０年前に比べて男性は３．４才、女性は４才それぞれ高くなりました。中でも結婚２０年以上のカップルが離婚する場合がおととしに比べて３０％も増え、ほぼ３万件にせまり、１０年前に比べますと１０倍近くに増えました。
一方、結婚は去年１年間に３０万５，０００件で、初婚の平均年齢は男性が３０．１才と初めて３０才を超え、女性は２７．３才といずれも晩婚化が進んでいます。
また国際結婚は２万５，６００件で、おととしに比べて６１％も急増しました。これは中国で韓国人との結婚手続きが簡素化されたためで、韓国人男性と朝鮮族を含む中国人女性との結婚が最も多く、次いでベトナム、フィリピンの順でした。韓国人女性の場合は日本人男性との結婚が２，６１３件で最も多く、次いでアメリカ、中国の順でした。