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「同性結婚は認められない」 韓国で初めての判決

Write: 2004-07-28 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

同性愛者の結婚は認められないという判決が韓国の裁判所で初めて下されました。仁川地方裁判所は27日、45才の女性が20年間、事実婚の関係を維持していた女性を相手取っておこした「事実婚関係の解消に伴う財産分割と慰謝料」の請求訴訟で、原告の請求を棄却しました。判決は「韓国社会で婚姻というのは、一夫一妻を前提にした男女の精神的、肉体的な結合を意味する。女性同士の同性間で事実婚の関係を維持してきたとしても、社会の観念と家庭の秩序の観点からも容認できない」としています。担当判事は「同性愛と関連して、事実婚を認めてほしいという訴えは今回が初めてで、世界的に同性結婚を認めるかどうかについて論議が交されているが、韓国社会の雰囲気を考えると、認めることができない」としています。

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