去年の大邱地下鉄惨事以来、中断されていたソウル地下鉄のテーマ電車が３０日から運行を再開します。ソウル都市鉄道公社が２０００年から運行していたテーマ電車は、環境や文化など様々なテーマで、車両をまるごとテーマ関連の図案でデザインして、車両内に美術品を置いたり公演などを繰り広げ、２００２年のワールドカップ時は「ワールドカップ電車」を運行して、ソウル市民の好評を博していました。ソウル都市鉄道公社は去年２月の大邱地下鉄惨事以後、火事が起こった場合、車両の内外に取り付けられた飾り物から有毒ガスが発生しやすいという判断で、運行を中断しました。ソウル都市鉄道公社は、テーマ電車の飾りに不燃材を使用し、安全要員を配置するなど安全性を強化して、今月３０日から１０月７日までは、ソウル地下鉄７号線で、江原道訪問の年にちなんで、江原道の自然や観光地などテーマにした電車を運行することにしています。