熱帯夜続く都会、ヒートアイランド現象か
Write: 2004-08-05 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
最近の猛暑でソウルなど都会では夜の最低気温が25度以上となる熱帯夜現象が続いていますが、同じ緯度に位置する地域では熱帯夜はみられないことから、都会での熱帯夜現象はヒートアイランド現象と密接な関係があるということです。気象庁によりますと、38度という今年の最高気温を記録した南部地方の慶尚南道ミリャン市の場合、今月1日の朝の最低気温が25度2分となったのを除きますと、この夏、熱帯夜現象はありませんでした。しかしソウル市の場合はここ数日、最低気温が25度を上回っていますが、同じ緯度のヤンピョンはまったく熱帯夜になりませんでした。これについて気象庁では、「最近の都会での熱帯夜現象は、ビルやアスファルト、各種の建築物が昼間の間に暑い日差しを吸収して、夜になってその熱気を吹き出すが、暑い大気が放出できず熱の島のような形で都会の上空を覆っているヒートアイランド現象が起きている。同じ日射量でも、都会と農村では夜の気温が平均4度から7度くらいの差がある」と説明しています。
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