科学技術部は、2000年の1月と2月の間に国内で少数の科学者が少量のウラニウム分離実験を含む科学実験を行ったことを明らかにしました。科学技術部は、燃料を国産化する研究のためレーザー研究装置で分離研究をする過程で、ウラニウムの分離実験が行われたが、分離された量は、核兵器とは全く関係のない0.2グラムとごく少量であるうえ、関係した装置もすべて廃棄したことを明らかにしました。しかし科学技術部は、今年2月に韓国が批准したIAEAの安全措置追加議定書によって、この実験が新たに申告対象となったことから今月17日、IAEAに申告書を提出し、これによって7人のIAEA査察チームが韓国にやってきて確認作業を行っていることを2日、明らかにしました。この査察チームは、3日までに確認作業を終了し、4日、帰国します。IAEAの査察チームは、来週初めにエルバラダイ事務局長に調査内容を報告し、事務局長は、今月13日に始まるIAEA理事会でこの結果を発表する計画です。