良心的兵役拒否者 国連人権委に提訴へ
Write: 2004-10-07 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
今年7月に最高裁判所にあたる大法院で、良心的兵役拒否によって懲役1年6月が言い渡されたチェ・ミョンジン被告(23)とその弁護士、そして市民団体の兵役拒否権連帯会議は、今月中にこの問題を国連人権委員会理事会に提訴すると発表しました。宗教的な理由で兵役を拒否する韓国の良心的兵役拒否問題が、国連人権委員会に提訴されるのは初めてです。兵役拒否権連帯会議は、「大法院と憲法裁判所の最終決定があってから、裁判が延期されていたり保釈されていた被告の多数が拘束されている。今年は、良心的兵役拒否によって、1100人が刑務所に入れられるだろう」と述べました。国連人権委員会は、今年4月の会議で、良心にそって兵役を拒否する権利を認めなければならないという決議案を採択しています。今後、国連人権委員会が、韓国の良心的兵役拒否者らが人権を侵害されたと判断した場合、韓国内の判決に対する強制的な力はありませんが、国際社会で韓国が人権を侵害していると受け取られる恐れがあります。人権委員会の決定は、通常2年以上かかるということで、決定の時期と内容に注目が集まっています。
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