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「ひとくちカップゼリー」で窒息 食品医薬品安全庁が販売禁止

Write: 2004-10-13 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

食品医薬品安全庁は、13日、直径4.5センチ以下の「ひとくちカップゼリー」の流通販売を暫定的に禁止し、製造業者や輸入業者に対して製品を回収するよう指示しました。これは、ひとくちで食べられる小さなゼリーを食べようとして気道につまらせ窒息する事件が相次いでいるためです。食品医薬品安全庁はまた、食品の取り締まり権限を持つ市や道などに対して、この製品が市中に流通しないよう措置をとること、さらに百貨店やディスカウントショップなど食品販売所に対してはひとくちカップゼリーを絶対に販売しないよう要請しました。食品医薬品安全庁は、「暫定的に販売禁止措置を出したが、今後、大きさなどに問題があるかどうかについて科学的に分析したうえ、根本的な対策をたてる」としています。EU=ヨーロッパ連合は、去年3月、こんにゃくで作ったゼリーの製造や輸入販売を禁止する決定を出しており、去年や7月、ヨーロッパ食品安全機関は、ミニカップゼリーが子どもだけでなく大人にとっても、窒息の恐れがあるという見解を出していました。アメリカでは、2001年10月、FDA=食品医薬局が、直径4.5センチ以下の円形の製品と、直径3.1センチ以下の非円形のミニカップゼリーについて輸入禁止措置をとっています。

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