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大学入試 等級評価の改正案が確定

Write: 2004-10-28 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

現在の中学3年生が大学を受験する2008学年度からの大学入試制度が、確定しました。大学入試の改正案は、8月26日に試案が発表され、その後、さまざまな議論が行われましたが、教育人的資源部は、28日、ほぼ試案どおりに確定しました。今回の改正案の中心となるのは、日本のセンター試験にあたる修学能力試験の結果の個人の具体的な点数を公表せずに、1から9の等級に分けて評価し、高校の内申書を大学入試に大きく反映させるというものです。これによって、入学試験の激しい競争を和らげ、高校生が学校の授業やいろいろな活動に熱心に取り組むようにするというのが、教育人的資源部の狙いです。しかし、8月26日に試案が発表された後、教育人的資源部と大学との間で議論されてきた高校間の学力の差と内申書の信頼性の問題は、依然として残っています。韓国は、科学や外国語などの特別目的の高校を除いては、公立も私立も高校入試がないため、高校間の学力の差はないというのが教育人的資源部の立場ですが、実際には高校間の学力の差が激しいため、大学側はこうした学力の差を認めて、入学試験に反映させることを求めています。また、高校が、すべての生徒の成績を高くつけるなど、内申書に対する信頼性も得られていないため、大学側は、学生を選抜する基準がないと反発を強めています。

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