サイエンス
高麗大学教授ら 脳神経細胞の死滅原因を解明
Write: 2004-12-09 18:14:23 / Update: 0000-00-00 00:00:00
高麗大学の研究チームが、人の脳の神経細胞が死ぬ原因を突き止め、将来、アルツハイマー病などの治療に役立つものと期待されています。高麗大学医学部のソン・ウン教授とキム・ヒョン教授は、脳の神経細胞の死滅には、BAXという遺伝子が決定的な役割をしていることを確認し、アメリカの著名な学術誌「Archives of Neurology」で発表しました。この研究チームによりますと、マウスからBAX遺伝子を取り除いたところ、脳の神経細胞が死ななくなって、神経細胞の数が増えつづけたということです。そのため、薬などによってBAX遺伝子の活動を操作できれば、神経細胞の死滅を防ぐことができるため、アルツハイマー病やパーキンソン病などの難病の治療にも大きく役立つことになると、今後の発展が期待されています。
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