メニューへ 本文へ
Go Top

サイエンス

三星ソウル病院 肝細胞移植に成功

Write: 2004-12-27 15:44:03Update: 0000-00-00 00:00:00

脳死者の肝臓から抽出した肝細胞の移植を受けた患者が1カ月間、正常な暮らしをしていることが確認され、肝臓疾患の新しい治療法として注目を集めています。ソウルの成均館大学三星ソウル病院の李クァンウン教授・金ジョンウォン教授・李スヨン教授のチームは、先天性代謝性肝疾患の「グリコーゲン貯蔵病」の青年に脳死者の肝細胞を3回にわたって移植手術をし、一カ月が経過した現在、手術前に血糖値維持のために一日4回以上、服用していたでんぷんを完全に止めたにもかかわらず、低血糖の症状もなく正常な暮らしを続けているということです。李クァンウン教授は、「寄贈された肝臓の25%が不適合の判定を受けている韓国の現状から、肝細胞だけを分離して代謝異常病を治療できる可能性を見出したことは意味が大きい」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >