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サイエンス

脳神経保護遺伝子 金ジェソプ教授が発見

Write: 2005-01-31 16:29:57Update: 0000-00-00 00:00:00

強い刺激を受けた際に脳の機能が損傷するのを防ぐ遺伝子があることを、韓国の科学者が世界で初めて発見しました。KAIST=韓国科学技術院生命科学科の金ジェソプ教授のチームは、このほど、「ファイレキシア」と命名したこの遺伝子の機能が弱くなった場合、高温状態で神経細胞の機能が麻ひしやすくする反面、この遺伝子の機能が強くなると、高温でも神経細胞の機能が正常に動くことを確認しました。こうしたことから、「ファイレキシア」を生かした新薬を開発すれば、麻薬や熱病などで脳の機能が損傷するのを防ぐことができると、金教授は説明しています。金教授のこの研究結果は、世界的な遺伝子学術誌「ネイチャージェネティックス」3月号に掲載されます。

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