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サイエンス

多目的実用衛星「アリラン5号」2008年に打ち上げへ

Write: 2005-04-04 18:22:35Update: 0000-00-00 00:00:00

上空685キロの所から地球を24時間精密観測できるレーダー装着の韓国の多目的実用衛星「アリラン5号」が予定より2年早く2008年に打ち上げられる見込みとなりました。科学技術部が3日明らかにしたところによりますと、「アリラン5号」は、農産物の出来具合や、地下資源、海洋資源などさまざまな産業情報を宇宙から撮影して地上に送る予定ですが、レーダーを発射して映像を得るため雲がかかったり暗い夜も観測が可能なうえ、さらに軍事的な用途としても活用できます。これに先立って今年11月に打ち上げられる「アリラン2号」は、可視光線を利用するため雲の日や夜は撮影できない弱点があります。またKTは、軍と共同で2006年6月に商業用と軍用の通信中継器を搭載する「ムクンファ衛星5号」を発射することにしており、これが成功すれば、韓国は、2008年に、宇宙の上空で地球を24時間精密観測する目と耳を持った人工衛星を確保することになり、産業的、軍事的な情報強国になることが期待されています。  

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