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社会

ジェットフォイル事故は19人けが 去年は鯨と衝突

Write: 2005-04-30 16:47:01Update: 0000-00-00 00:00:00

29日、釜山沖で何かに衝突して浸水したジェットフォイル「コビー5号」の事故では19人がけがをしました。29日午後4時40分ごろ、釜山港の東南10マイルの海上で、釜山港発博多港行きの未来高速の高速船ジェットフォイル「コビー5号」267トンが、何かに衝突して動けなくなり、船が浸水してきたため、乗客163人と乗組員7人は、駆けつけた海洋警察庁の警備艇に全員救助され、釜山港に戻りました。この事故で乗客18人と乗組員1人の19人が急停車した弾みに投げ出されてけがをしました。乗客は日本人が96人で最も多く、アメリカ人が32人、韓国人31人などで、日本人12人がけがをしており、このうち2人が大けがをしました。釜山海洋警察署では、「何かにドンとぶつかった」という船長の話から、鯨または大きな材木のような浮遊物にぶつかった可能性があるとみています。未来高速のジェットフォイルは、去年12月16日、 博多発釜山行きの快速船「コビー3号」が 時速83キロで航海中、鯨を発見してスピードを落としましたが、鯨に衝突してしまい、水中翼と衝撃吸収装置が大破し、鯨も数日後に死んでいるのが見つかったということです。ジェットフォイルは小さな浮遊物は粉砕しながら、進むように設計されていますが、大きな浮遊物の場合は、高速で走っているため、船の方が損傷を受けると会社側は説明しています。このため釜山海洋警察署では、コビー5号の破損状況を詳しく調べることにしています。

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