サイエンス
ソウルの「ヒート・アイランド」現象が進む
Write: 2005-05-11 12:55:47 / Update: 0000-00-00 00:00:00
大気汚染や人工熱で郊外より気温が高くなるヒート・アイランド(Heat Island)現象がソウル地域でさらに進んでいるという調査結果が出ました。気象庁の気象研究所とキョンイル大学のチョ・ミョンヒ教授チームがアメリカの人工衛星が1987年5月20日と、一昨年2003年の5月7日にそれぞれ撮影したソウルの写真をもとに、ソウルの地表面の温度の分布図をまとめたところ、ソウルで開発が行われた地域の地表温度が高くなっていることが分かりました。ソウル地域の山林面積は87年の194平方キロメーターから一昨年には169 平方キロメーターに減ったのに対して、住宅地などに開発された地域は356平方キロメーターから388平方キロメーターに増えています。一昨年のソウルの地表温度を区別にみますと、東大門区が20度3分で最も高く、江北区が16度7部で最も低くなっています。ソウルのヒート・アイランド現象が進んでいるのは、急速な都市化と乱開発のためと分析されています。
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