ソウル大学獣医学科の黄禹錫教授の研究チームは、今年7月から猿を使って胚性幹細胞の効能の検査と、違う種類の動物による移植実験を行う計画です。黄教授の研究チームは、実験用の猿3匹を近く海外から運んできて、適用期間を置いて早ければ7月末から実験に着手する計画です。猿など霊長類の実験は、豚のすい臓の細胞を猿に移殖する異種移殖実験と、人間のES細胞を猿に適用させて免疫効果や安全性を確める効能実験です。研究チームは、人間と最も似ているとされるバーボン猿が確保され次第、豚の心臓を猿に移植する心臓移植実験も行う計画です。