サイエンス
糖尿病起こすたんぱく質 韓国人が発見
Write: 2005-09-09 18:11:19 / Update: 0000-00-00 00:00:00
韓国人科学者が糖尿病に関係のある新たなたんぱく質を発見しました。イギリスの科学週刊誌「ネイチャー」のオンライン版が8日、伝えたところによりますと、アメリカのソルク研究所で活躍している具承會博士(36)のチームは、「TORC2」という体内のたんぱく質が、血糖を上げ下げする二つのメカニズムがあることを初めて解明しました。具承會博士は、「TORC2」が肝臓細胞の核の中に入った場合、糖分を生成し、肝臓細胞の核の中に入らなければ糖分は生成されないことを確認しました。このため、「TORC2」のたんぱく質が核の中に入らないよう調節できる「AMPK酵素」を使って体内での糖分の生成機能を抑制することで、今後、糖尿病の効果的な治療が可能になると話しています。具承會博士は、ソウル大学化学科を卒業した後、アメリカ・ミネソタ大学で博士号を取り、今月1日付けでソウルの成均館大学医学部教授に任用されました。
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