国連は、23日、北韓当局に対して、北韓の子どもたちのことを考えて、国連世界食糧計画からの食糧援助を今年の年末で打ち切るとした決定を撤回するよう要求しました。国連のエゲルラント緊急救援調整官は、23日、ニューヨークで記者会見し、この10年間に北韓の食糧事情が改善されたのは事実だが、依然として2250万世帯のうち7%が飢餓状態であり、37%は慢性的な栄養失調状態に置かれていると指摘しました。エゲルラント緊急救援調整官は、国連の関係機関が北韓を説得して児童や生徒らに支援するいくつかの食糧援助計画は名目を開発計画に変更してでも継続して援助できる方法を模索する考えを示しました。エゲルラント緊急救援調整官のこうした憂慮は、北韓外務省のチェ・スホン次官が22日、今年は北韓の食糧生産が増えたうえ、アメリカが食糧問題を政治的に扱っているとして、あらゆる人道的支援の受け取りを拒否すると、国連のアナン事務総長に要請したことを受けたものです。