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サイエンス

幹細胞研究者らが一堂に ソウルでバイオ医学センポ

Write: 2005-10-19 17:24:05Update: 0000-00-00 00:00:00

世界的な幹細胞研究者らが出席した「2005ソウル・バイオメディ・シンポジウム」が18日ソウルCOEXで開かれました。このシンポジウムには世界で初めてクローンの羊を誕生させたイギリスのイアン・ウィルマート教授、人工臓器移植の権威者のアメリカのピッツバーグ大学のジェラルド・サットン教授らが出席し、ソウル大学の黄禹錫教授らとともにバイオ医学研究の現状、バイオ医学産業の展望と課題についてテーマ発表を行いました。シンポジウムではこれまで進められてきた幹細胞研究が今後、経済的に大きな効果をもたらすことを予想するとともに、向こう5年から10年以内に幹細胞を利用して難病を治療する技術が現れるという展望を示しました。またピッツバーグ大学のサットン教授は「韓国の生命工学は、現在、世界最高のレベルで、幹細胞を研究している黄禹錫教授の成果は今後、小児糖尿病、脳性麻ひ、心筋こうそくなどの治療から珍しい遺伝性の病気や障害をなくす技術まで多様に応用できると思う」と評価しました。出席者はまた人クローンを作ることについては、絶対に認めてはならないという見解をはっきり示すとともに、人クローン作りを禁止する国際的な合意がなされるべきだということで意見をともにしました。

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