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サイエンス

ES細胞研究対象の患者受け付け 難病患者が殺到

Write: 2005-11-01 17:50:53Update: 0000-00-00 00:00:00

先月、ソウル大学に開設された「ES細胞ハブ」が、1日から研究対象とする患者を選ぶ受け付けを始めましたが、1時間に400人が登録するなど、難病治療への期待の高さを示しました。ヒトクローンES細胞の作製に世界で初めて成功したソウル大学の黄禹錫教授が所長になって、ソウル大学病院の中に先月26日開設された「ES細胞ハブ」は、ES細胞を使った難病治療の研究を進めるとともに、世界のES細胞の仲介をする国際銀行の役割を果たすことにしています。ES細胞ハブはまず、パーキンソン病など神経系疾患の治療技術の発展を目指すことになっており、1日から研究対象の患者を選ぶための受け付けを始めました。受け付けは、1日午前9時からインターネットと郵便で始めましたが、1時間で10万人以上がアクセスして、サーバーが一時ダウンしたほか、ES細胞ハブの建物の外まで列ができ、この治療に対する関心の高さをうかがわせました。「ES細胞ハブ」では、患者の登録内容を検討して、研究対象を選ぶことにしていますが、ES細胞を使った治療のための本格的な臨床実験は今すぐではなく、数年後から始まるものとみられています。

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