ヒトの胚芽幹細胞で世界的に有名になったソウル大学の黄禹錫教授と共同で研究していたアメリカ・ピッツバーグ大学のジェラルド・シャッテン教授が、黄教授の研究に使われた卵子の提供に疑問があるとして、共同研究を抜けることを明らかにしました。シャッテン教授がワシントン・ポストに語ったところによりますと、黄教授は、ヒトの卵子の取得に際して、国際的な倫理上の観点から禁じられている部下の女性研究員から卵子の提供を受けていることを理由に挙げています。これについて、 黄教授は近くすべてを明らかにすると話しており、政府の科学技術部や保険福祉部でも事実関係を調査することにしています。