サイエンス
「卵子提供者に謝礼た」 黄禹錫教授の協力病院理事長
Write: 2005-11-22 17:32:17 / Update: 0000-00-00 00:00:00
黄禹錫(ファン・ウソク)教授と幹細胞研究をともにしてきたソウルの不妊専門の産婦人科病院の理事長が21日、記者会見し、研究のために卵子を提供した女性およそ20人にお礼として1人150万ウォンずつ渡したことを明らかにしました。ソウルのミズメディ病院のノ・ソンイル理事長は「2002年後半に黄禹錫教授の要請を受けて研究に参加したが、卵子を集めるにはある程度の謝礼を前提に寄贈を受けるしかなかった。しかしこれらは生命倫理法が施行される前のことであり、卵子を入手するために女性の時間をとり、注射をするなどしたための謝礼を支払ったもので、黄禹錫教授と相談せずに一人で決めて行ったものだ。アメリカの国立科学アカデミーでもこのような場合、適切な謝礼を出している」と述べました。ノ・ソンイル理事長はまた卵子提供者のリストに黄禹錫教授チームの女性研究員からの卵子を入手したかどうかの質問については「医師の診療過程で得た患者の身元や秘密を明らかにすることはできない」と述べました。この発表で黄禹錫教授にとって法的な問題はなくなりましたが、代価性のある卵子を利用して幹細胞を研究したという倫理的な非難の声を完全に避けることは難しくなりました。
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