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社会

都心高層ビル屋上の対空砲、撤去へ

Write: 2005-11-28 17:29:31Update: 0000-00-00 00:00:00

ソウル市内の高層ビルの屋上に配備されている対空砲が2011年までに撤去される見通しとなりました。国防部関係者によりますと、韓国軍は対空砲の「K30飛虎(ビホ)」の開発に成功しました。この「K30飛虎」は装甲車を改造した車両に取り付けて移動が可能ですが、ビルの屋上への配備は不可能であることから、現在、ソウル都心の主な高層ビルの屋上に配備している対空砲を段階的に撤去する計画だということです。韓国では20階建て以上のビルの場合、国防部が軍事施設保護法にもとづいて「対空防御協調区域」に指定して、陣地を作ったり、施設の一部を無償賃貸の形で利用したりできるようになっており、ソウル市内には20階建て以上の高層ビル41カ所に対空砲が配備されています。しかしこの中には事務所以外のマンションやホテルもあるため、私有財産の侵害にあたるとして苦情が出ていました。

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